宿命かしら・・・。

姉と、ねこ３匹が　おうちに　転がり込んできたので、
そりゃもう、大騒動。
付随する　各種問題も、こころのエネルギーを奪い取るため、
ストレスはたまる一方。

とにかく、姉の荷物を片付けつつ、家におさめねばならないので
わたしの、荷物を処分しなければいけない。
毎日のように、書き溜めてきたものと、
もらった手紙をシュレッダーにかけて、
これまで生きてきた証のようなものを消滅させていると
おそろしく　滅入る。

楽しかった思い出も、いやだったことも、きまずいことも
バリバリ　消していく。
摩り替えた記憶も、どれが正しかったのか証明するアテもなくなっていく。
ゼロになっていく。

はたして、自分に　生きる価値などあるのかどうか
そういうことを　考え始めてきてしまう。

先年、祖母と、父が　亡くなって、膨大な遺品が残っている。
とくに、父については、カラオケ、俳句、仕事関連のもの、書物、書籍などなど
個人情報の危険もさることながら、心を綴ったものが殆どであるので
これをチェックして捨てる作業は、困難をきわめている。
そういうことを考えると、自分の書いたもの、描いたものは、とっとと処分しなくては
ならないように思っていたから、
姉のことで、急遽、処分に関して　本格的に着手することになったら
何だか、死ぬのを　誰かにせかされているような　気になり
悲しんだり、イライラして腹をたてたり、という状況に陥ってしまったりしている。

当分は、生きなければいけないことを思うと、
散らかり放題に散らかして、欲しいものをもっと欲しいように思うような
そういう状況にしなければいけないかなあ。