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戦争 [雑記]

風が吹くと、桶屋が儲かる。

そういう話がある。

でも、きっかけがあって、結論にたどりつくまでに、
意味があるようで、ないような、そういうプロセスがあって、そういうことになっているんだけど

 

戦争をすれば、お金がもうかる。

というのは、そこまでのプロセスを踏むのではなくて、随分、直接的、即物的。

 

人というのは、道具をもつと、使いたくなる生き物で

権力をもつと、強欲になる生き物だ。

刃物をもてば、切りつけたくなり、銃器をもてば、ぶっぱなしたくなる。

ボタンがあれば、押したくなる。

穴があれば、覗き込む、

時間がたてば、忘れる生き物でもある。

あったことを、都合の良いように歪曲し、ぬりかえてしまう、そういう生き物だ。

 

知恵、知慧 は、なんのためにあるかというと、それらの摂理を抑えたり、消化させたりして
平和とかいうものに、近づくためなのじゃないかと、そういうふうに思うのだけど

疲弊と あきらめが 強くて、そういうことすら、うまく言うこともできやしない。



 

ここんところ、とくに、にっぽんの政治家は、

ひよわな平和ボケの国民を 生贄にしようとしているとしか 思えないことばかり言ってるよーに見える

法律をかえようとしている動きは

先年 亡くなった父が言っていたことを、繰り返し思い出させてきて、

悲しく、さびしく、恐ろしく、憂鬱になる。

「自分のような、戦争体験者が滅びたら、戦争はまた、繰り返されるだろう」

終戦記念日を、敗戦記念日だと、頑なに 言い続けていた父が

この、今に、まっとうな感覚で生きていたら、どうにかなってしまっていたのではないかと思う。

 

私というのは
ナショナリストとか、そういうものでもないし、煮え切らないタダのヘタレのモラトリアムだけど

国も、国民も、一体、だれが守ってくれるんだろうかと、思うことがある。

そこはかとなく、ただよっている不幸感とか、不安感とか、そんな出口のない迷路の中で
様々な人たちが
ありとあらゆるメディアから、(ときに教育現場から)思考、行動をコントロールされて、
言論は、統制をうけて、封じられて、
危険を危険とも言うことも、考えることすら、難しくなりつつある。

耐え難い。

 

 



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